山本太郎(れいわ新選組・比例代表)7月4日の演説
【重度障害を持つ候補者「木村英子」さんの演説を受けて】
最初に木村英子さんにお会いした時は、私もどうしてしたらいいか分かんなかったんですよ。
だって今まで接したことがないから。
最初は腫れ物に触るような思いでした。
皆さんはどうですかね。周囲にそういう方沢山いらっしゃいますか?
どうしてこんなことになってしまうのか 。
重度の障害者の方がベッド型の車椅子で街の中で見かけた時に、「まるでUFOを見るような目で見られた」っていう声も聞いてます。
これは完全に「分けられた」からですよね。
健常者と障害者を「分けられた」から。
もっと小さい時の教育の時に、しっかりと「一緒にいる」って言う時間があれば、本当はそんな腫れ物に触るような「交流」じゃなくてもいいはずなんですよね。
障害者は施設に入れられて、そこから地域に帰ってきた。
「地域に帰ってきてもずっと、バリアフリーと言いながらバリアの中に居続けているんだ」っていうことを教えてくれたのが木村英子さんでした。
今回特定枠という枠があります。
それは何か?
自民党が勝手に合区にしましたよね。四国とか島根とか、二人の代表が出せるところを一人しか出さないって言う、そんな事になってしまったんで、「特定枠」を作って優先的に議員を上がらせられるっていう形にしたんですね。
今回この選挙は、れいわ新撰組全国比例、特定枠を使うことに決めました。
木村英子さんは特定枠の第2位。
そして特定枠の第1位は難病「ALS」患者の舩後さんです。
舩後靖彦さん。体は動かないけど頭脳明晰。精神活動はできるのに。
この方見た目にはわからないけれども副社長されてるんですよ。
いろんな寝たきりの方、そして重度の障害者の方々、そういう人たちの声をほとんど聞かずに、どうして行くかを勝手に決めてしまってるんですよ。
当事者の声なくして、勝手に当事者の事を決めるなんてないですよね。
私はすべての当事者が700通り国会にいるっていう世界の方が、よほど多様性のある社会が作れると思うんです。
皆さんいかがですか。
れいわ新選組、山本太郎が議員になろうと思ったら、まず舩後さん、そして木村さんが上がった後、200万票以上の得票、つまり300万票を積まないと私が上がれない。
そしてそれ以上にが積んでいかないと、みんな上がれないんです。
力を貸していただきたい。あなたひとりの票でもありがたい。でもそれだけじゃ勝てない。横に広げてくれませんか?横に広げていただきたい。
政治を面白くしましょう。世の中変わるきっかけ作りましょう。
あなたの代わりに、ガチンコで国会の中でやる。
決して裏切らない、あなたのコントロールの効くアイコンたちを、どうか国会の中に、永田町の中に送り込んでください。
れいわ新撰組です。
(1:34:55)
https://www.youtube.com/watch?v=
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