藤野英明(神奈川・横須賀市議選)
僕が政治家になった理由は、この国から自殺をなくしたい。
自殺というのは、個人的な、身勝手な死に方なのではありません。
自殺対策基本法に書いてあるとおりに、経済的な理由、社会的な理由によって、追い込まれた末の死である。そう定義されています。
つまり、犠牲者なんです。
この16年間、横須賀で自殺対策に全力で取り組んで、そして自殺を、横須賀の犠牲者を34%減らすことができました。
けれども、一度亡くなった命は決して帰って来ません。
あなたの周りにも、大切な方を自殺の犠牲によって亡くされた方、おられると思います。
僕自身も同じ立場です。
自殺という言葉にもビクビクと怯えてしまい、電車で人身事故があったと聞くと胸がドキドキしてしまう。辛くなる。
こんな体験を僕もずっとしてきました。
それでも、岩手県に次いで2番めに、自殺未遂者支援を僕の提案で実現して。
例えば自殺未遂をしてしまった、クビを吊ってしまった、薬を大量に飲んでしまった。
昔は救急医療センターに運ばれて、外科の手術が必要な方は手術を受けたら、翌朝精神科医の紹介状を書かれてもう帰されてしまう。
また、薬を大量服薬すれば、胃の洗浄をされて、竹炭・木炭をお腹のなかに入れられて、薬が少しでも外にでるようにという苦しい苦しい作業をされて、そしてやはり翌朝になったら精神科への紹介状だけ書かれて帰されてしまう。
そもそも自殺に追い込まれた原因を解決しないまま、ただ身体の治療だけして帰してしまえば、一度未遂をした方は再び未遂をし、これを繰り返すうちに本当に亡くなってしまう。
だから僕は提案をして、実現させたこと。自殺未遂者支援の取り組み。
いまではうわまち病院や共済病院に90%以上の自殺未遂の方が運ばれているんですが、一度未遂で入院をすると、あるいは運び込まれると、我が横須賀市の保健所の精神保健福祉相談員が必ずベッドサイドに訪れて、そして御本人の同意を経て、そもそも自殺に追い込まれた原因を一緒に解決していく。
例えば多重債務が原因であれば、その多重債務をひとつずつ片付けていく。
こうした支援を、全国で岩手県に次いで2番目にやったのが横須賀市です。
https://youtu.be/uH4-H88qmZk(0:00) #藤野英明 #横須賀市議選
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