野原よしまさ(れいわ新選組・東京選挙区)7月4日の演説
まず最初に、なぜ沖縄出身の私が東京選挙区から出馬したかということについてご説明致します。
それは「辺野古新基地建設の問題について東京都民の方々にも、もっと強い意識を持ってもらいたい」と思ったからです。
日本全国のたった0.6%の面積しかない沖縄に、今70%近くの米軍基地が集中をしております。
もうすでに70%近くの基地があるにも関わらず、自公政権は新たに辺野古に新基地を作ることを強行しております。
しかも今年の2月に行われた沖縄県民投票の際には、72%もの反対票があるにも関わらず、このような有り様です。
日米安保条約のプラス面を強調する方々は、そのマイナス面を一手に引き受けている沖縄の現状を、もっと真剣に考えてもらいたいと思っています。
もうそろそろ、米軍基地の受け入れ先を沖縄以外の都道府県に平等に負担してもらうための考えや議論が、もうそろそろ出てきてもいい頃じゃないでしょうか?
いつまで他人の不幸の上に、自分の幸せを築くつもりでしょうか。
ここで 私が尊敬申し上げます、創価学会の池田名誉会長が沖縄に送られた随筆の一説を紹介させていただきます。
「沖縄から見ると日本の正体がよく見える。
今も続く人権無視の重圧。
日本は、どこまで紅涙(こうるい)の沖縄を踏みつけにすれば気が済むのか。
多数のエゴで弱い立場の人を犠牲にするのが民主主義なのか。
人の犠牲の上に安逸(あんいつ)を貪るのは、人間として恥であり、罪ではないのか。
20世紀にどこよりも苦しんだ沖縄を、21世紀にどこよりも幸せにするために全身全霊を傾けなければ、日本に正義は無い。民主主義もない。繁栄が続くこともないだろう。
差別するものは、その不正義の報いを必ず受けるからだ」
どうですか皆さん本当に心に刺さる内容ですよね。
東京都民の皆さん、また全国の皆さん。
沖縄の痛みを、他人の痛みとしてではなく、自分の痛みとして真剣に考えてくれますことを切に希望いたします。
(31:30)
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