やすとみ歩(れいわ新選組・比例代表)7月4日の演説
有給休暇をとって立候補させていただいております。(笑)
国立大学の教員は有給休暇を取って立候補できるように法制度が変わりました。これは法人化の時に出来たんですが、今でも特殊法人の方とかは立候補できません、
なぜこんな改正が行われたのかと言うと、私はやはり国立大学の教員が政治にもっと参加しろという、そういう国民の意思の表れだと思っています。
しかし残念なことに、これまで国政選挙であるとか重要な選挙には、本当に数人の先生しか参加していません。
しかしですね 特に地方社会においては、人材の不足が著しくて、私はもっと国立大学の教員は、国民の税金をもらって勉強しているんだから、社会参加の一環としてですね、もっと政治に関与すべきだろうと、立候補しなきゃいけないと思っています。
そのことをですね、もっと国公立大学の教員の方にも意識してもらおうと思って、今回立候補したというのがひとつの理由です。
でもそれ以上に私にとって 重要な理由は 子どもを守ろうということを皆様にお伝えしたいと言う、その思いで立候補いたしました。
子どもを守るというのは、子どもを学校に行かせることではありません。
子どもを守るというのは、児相(児童相談所)を拡張することでもありません。
子どもを守るというのは、子どもを護るということです。
子どもの、まず身体を護る。
虐待されたり、食べるものに困ったり、寝るところがない。
そんな子どもがこの国には一人でもいてはいけません。
そして、子どもの魂を護らないといけません。
どうか皆さん、子どもをバカにしないでください。
子どもを叱らないでください。
子どもをしつけないでください。
こんなくだらない世の中を作った大人が、子どもを叱ったりする権利なんてありません。
子どもの言うことを聞いてください。
子どもの願いを叶えましょう。
大人は核兵器を持ちたいとか、空母を持ちたいとか、原発を作りたいとか、わけのわからない願いを抱きますが、子供はそんな馬鹿なことは考えません。
子ども達の願いを叶えることは簡単です
大人が子どもの言うことをバカにしないで、子どもに本当に欲しいものは何か。何が本当に必要なのか、きちんと聞いてそれを実現すればいいんです。
私たちの社会の力を持ってすれば子ども達の願いを今すぐ叶えることは可能です。
無理に学校に行かせる必要なんかありません。
子どもたちが本当にやりたいことは何なのか、本当に必要としていることは何なのか、聞きましょう。
それを叶えていくのが大人の務めです。
私たちは今国民国家という奇妙な社会の中に暮らしています。
そこでの政治の目標は今でも「富国強兵」です。
しかし国民国家はもはや100年ぐらい前から機能しなくなりつつあり、また私たちはその国民国家が機能しなくなりつつある時代に生きています。
ですから何もかもが変なんです。
その変な世界を、一生懸命汗水たらして維持しているので虚しいんです。
政治は富国強兵を目標とするべきではありません。
政治は「子どもを護る」ということを、その根本原理とすべきです。
ハチの社会だって、アリの社会だって、その目的は子どもを守ることです。
人類社会だって子どもを守ることが、その目的であるはずです。
(55:30)
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