市井紗耶香(立憲民主党・比例代表)7月4日の演説
芸能活動していた立場から、なぜ今政治の世界を志すのか。
その理由は、政治の世界に子育てをするお母さんお父さんが少ないからです。
私は14歳でモーニング娘として2年間活動をさせていただきました。
そこから20歳になり、長女を出産しました。
初めて我が子を抱いた時、自分の命より大事な命。「この子のことは何があっても絶対に守る。」そう誓いました。
現在上の子は14歳、12歳、下の子は6歳、2歳と4人の子どもの子育てをしているお母さんです。
4人の子育ては本当に大変です。
ですが、子どもたちの笑顔を見ると、毎日の疲れが本当に吹っ飛びます。それだけ子どもたちにはパワーがあるんです。
ですが、毎日子育てをしていく中で、今の日本が本当に子育て世代にあたたかい日本となっているのか。疑問に思うことがたくさんあります。
例えば「病児保育」。私、何度もお世話になり利用したことがあります。
子供は急な発熱体調を崩すことが本当によくあります。
そんな時働かれているお母さんは、前日から病児保育を血まなこになって探します。
そしてようやく見つかった病児保育先。自宅から何キロも離れたエリアだったり、自転車で40分〜50分と漕がなければならない場所だったり。子どもにとっても親にとっても、心身ともに疲労困憊になっているのが実情です。
子育てをしていく上で、どんなに節約をしてもお金がかかります。
どんなに節約をしても、毎月のミルク代・おむつ代、食費・洋服…数え出したらきりがありません。
現在子育て世代は「児童手当て」を頂いており、感謝しております。
ですが正直その手当てだけでは十分でないということは、世の中のお父さんお母さん、皆さん実感しています。
やはり日本社会全体で子育てを支援していくためには、児童手当をもっと拡充し、そして国全体で子ども達を守っていかなければならないと思います。
私も政治の道を志すの、すごく迷いました。
芸能人おが芸能人が政治を語っていいのか?
ものすごく迷いました。
ですが誰かが声を上げる、誰かが手を挙げてくれるのを待つのではなく、自分自身が今挑戦しなければ日本の未来の子どもたち、絶対に守れない。そう思い、政治の道を進む決意をしました。
私市井紗耶香も4人の子どもを育てている「子育て当事者」です。
自分自身の子どものみならず、これからの日本を支えていく多くの子供たちのために頑張ります。
(20:10)
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