野原よしまさ(れいわ新選組・東京都選挙区)7月7日の演説内容
【野原まさよし候補の演説】
なぜ沖縄在住の私が、ここ東京選挙区から立候補したかについて、まずご説明いたします。
それは東京都の皆さん、また全国の皆さんに、いま『辺野古新基地建設』の問題についてもっと強い関心を持ってほしかったからです。
日本全国のたった0.6%の面積しかない沖縄に、今約70%近くもの米軍基地が集中をしております。
もうすでに70%近くの米軍基地があるにも関わらず、現在の自公政権は、辺野古の新基地建設の工事を続行しております。強行しております。
しかも今年2月に行われた沖縄県民投票の際に、72%もの反対票があったにも関わらず、そのような蛮行を未だに続けております。
日米安保条約のプラス面を強調される方々は、そのマイナス面を一手に引き受けている沖縄の現状を、もっと真剣に考えて欲しいと思っております。
もうそろそろ、米軍基地の受け入れ先をですね、沖縄以外の都道府県で平等に分担してもらうための考え方や議論が、もうそろそろ起こってきても良いのではないかと、そう思っておりますが皆さんいかがでしょうか。
いつまで“他人の不幸の上に、自分の幸せを築く”やり方、そういう政治のやり方を続けるつもりでしょうか?
皆さん辺野古の新基地建設の総工費、いくらかご存知ですか?
“2兆円かかる”と言われています。
この2兆円は、皆さんの税金ですべてまかなわれます。
また沖縄に観光旅行とか行かれた事ある方いらっしゃいますでしょうか?
沖縄の海・空・自然。
特に沖縄の海を見てどういう印象を持たれましたでしょうか?
本当に綺麗ですよね。
あの綺麗な辺野古の海をですね、土砂で埋め立てる。ということを今の自公政権は平気でやっております。
そのような美しい辺野古の海を守るためにも、私はここ東京から立候補いたしました。
どうか沖縄の綺麗な海を守るためにも、私に力をお貸しください。
よろしくお願いします。
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(中略)
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次に話は変わりますが、私は沖縄創価学会壮年部の部員でもあります。
24歳の時に日蓮仏法に巡り会い、『宿命転換』の法理に共鳴して創価学会に入信しました。
今年で35年になります。
今ここで、現在の公明党の政治姿勢、また公明党を支援する創価学会の社会への関わり方、社会的姿勢について、私が今感じていることを述べさせていただきます。
公明党の立党の精神は
『大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく』
というのが原点であったはずです。
しかし公明党は自民党と『連立政権』を組んで以来、20年余りの間に、権力の旨みにどっぷりと浸かってしまい、先ほど申し上げた原点というのを、“民衆救済”という原点というものをすっかり忘れ去ってしまった感じがします。
公明党が『安保法制』に賛成した結果、海外派兵できるようになりました。
また“現代の治安維持法”と言われている『共謀罪』にも賛成しました。
公明党が、立党以来“平和・福祉”を掲げてきた公明党が、このような戦争を肯定するような法案を通す。
また民衆を弾圧するような法案を通すということは、どう考えてみてもおかしいことだと思いますが、筋の通らないことだと思いますが、皆さんいかがでしょうか。
自民党の“歯止め役”になるはずだった公明党が、今、自民党と一緒になって暴走をしております。
また、今の公明党は池田(宗教法人・創価学会の名誉会長である池田大作)先生の平和思想とは真逆な方向に進んでいると思いますが、皆さんいかがでしょうか。
これは非常に危険なことです 絶対に止めないといけません。
さらに公明党の最大の支持母体であります創価学会は、相も変わらずこのような間違った方向に進んでいる公明党を支援をしております。
組織の打ち出しに従うことが、また幹部の打ち出しに従うことが信仰であるかのように勘違いをしております。
私は日蓮仏法の信仰者ですが、宗教は人を幸せにする宗教であるならば何でも良いと思っております。
しかし今の公明党を支援する創価学会の信仰・宗教が本当に人を幸せにする宗教と言えるでしょうか。
誰しも個人の幸せを願い、宗教を求めますが、宗教のもうひとつの大きな役割は“社会とどう関わっていくか”ということに尽きると思います。
しかし今の公明党を支援する創価学会の“社会への関わり方”は本当にこれで良いと言えるのでしょうか?
今創価学会の内部で、
「今の公明党おかしいよね」
「それを支援する創価学会おかしいよね」
「何で安保法制を通すんですか」
「何で共謀罪という、あんな恐ろしい法律を通すんですか?おかしいですよね」
と一言でも声をあげるならば査問されます。
そして除名をされます。
除名をされた後にはなにが待っているかと言うと、デマを流されます。
「あの人は信心がおかしくなった。信仰がおかしくなった」
「反逆者だ。執行部の言うことが聞けないんだったら信心なんてやめてしまえ」
「あの人は危険人物だから近づくな」
そう言って完璧に村八分にされてしまいます。
そして、この人が必死こいて築いてきた“コミュニティ”というのも、全部奪われてしまいます。
どこが人を幸せにする宗教なんでしょうか、創価学会が。
アメリカ公民権運動のリーダーとして活躍したキング牧師が次のように言われています。
「最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である」
という風に言われています。
本当に意味深長な言い回しだと思います。
私はここで聞きたい。
良識のある創価学会の会員の皆様、いつまで善人の沈黙を続けるつもりでしょうか?
間違っているものは間違っている。
おかしいものはおかしいと、勇気をもって声をあげるのが信仰者としての本当の務めではないでしょうか。
今 ファシズム前夜の様相を呈しているこの社会を変革するためには、まずは公明党、連立政権から離脱させないといけません。
公明党は、もう一度立党の精神に戻ってもらいたい。
平和・福祉と言う立党の精神に戻ってもらいたい。
しかし、権力にしがみついてそれができないと言うのであれば…
潰すしかありません。
それは私が勝手に言っているというのではなく、池田先生が言われていることです。
『公明政治連盟』という、まあ公明党の前身でありますけれども、そういう組織を立ち上げた時に、いみじくも池田先生は言われています。
「公明党が将来おかしくなって、権力の側になびくようになって、国民をいじめるようになったら、潰していいよ。何の遠慮もいらない。潰しなさい」
という風に言われています。
原点に戻れないんであれば、潰すしかありません。
でも、やっぱり願いとしてはもう一度、“平和・福祉”と言う原点に戻ってもらいたい。
それを支援する創価学会は、もう一度日蓮仏法のヒューマニズムの精神に戻ってもらいたい。
私は、この閉塞した社会を変革していくために、山本太郎をリーダーとする『れいわ新撰組』の仲間達と一緒になって、世直しのために一生懸命働いて参ります。
どうかその為にも皆さん、東京選挙区で出ます。
皆さんどうか、のはらよしまさ 野原よしまさにお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
【山本太郎 れいわ新選組代表の演説】
東京選挙区からガチンコ勝負。
善人の沈黙を続けない。
空気を読むのはもうやめだ。
待ってろよ山口那津男。
東京選挙区から立候補、のはらーよしーまーさー。
これだけ街頭で公明党だ、創価学会だっていう言葉聞くことないですよね。
えへへ(笑)
創価学会の集会ですか?って思っちゃった方いらっしゃると思うんですけど、そうではございません。
これはですね、山本太郎が旗揚げをしたれいわ新撰組、れいわ新撰組。
その中で、東京選挙区。山本太郎が6年間努めた東京選挙区を次、担っていただく方として、野原よしまささんが今回、東京選挙区から立候補をしていただくというお話なんです。
今の創価学会執行部、方向性がおかしすぎる。
公明党、どうして今までの精神守って行かないの?
福祉の党だったよね?
平和の党だったよね?
小さな声を聞く党だったよね?
どうして沖縄の埋め立てに対して、全く無視するの?
どうして全国で7人に1人の、貧困という子ども達がいるということに対して手当をしないの?
どうして沖縄は3人に1人の子どもが貧困なのに、そこに対して施策を打たないの?
権力側にいるのに…っていう話なんですよ。
真っ向勝負してやろうじゃないですか。
そこに勇気を持って立候補した方がこの方、
のはらーよしーまさーさんです。
(40:40)
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