石破茂 衆議院議員の演説内容/7月10日 石井準一(自民党・千葉選挙区)の応援演説
稲毛駅前の皆様こんにちは。
ご紹介いただきました自民党の衆議院議員、石破茂であります。
5時半という大変お出ましにくい時間に大勢の皆様方お出かけいただき、そして立ってお話を聞いていただいております。
高いところから恐縮でございますが、本当に心から厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
石井さんは、はっきり物が言える人です。
自分の損得、自分の栄達、その事を一切考えないではっきり物が言える人。
国会議員というのはそうあらねばなりません。
そして辛い時、苦しい時に、ともに戦ってくれる人であります。
いい時はいくらでも人は来ます。頼まなくても人は来ます。
苦しい時、辛い時は、その十分の一も人は寄ってきません。
石井さんは、辛い時、苦しい時にこそ、一緒にいてくれる。
辛い時の同士ほどありがたいものはありません。
我が党が行き届かないところがたくさんあって政権を失って10年。
非常に厳しく辛い野党の時代がありました。
安倍さんが総裁になってもしばらくは野党でした。
どのようにして政権を取り返すか、そして政権を取り戻した後どうやって国民の期待に、驕ることなく、高ぶることなく国民の期待に応えていくか。
私は安倍総裁の下で、幹事長を2年拝命をいたしました。
石井準一さんはずっと参議院の筆頭の副幹事長として衆議院選挙、そして参議院選挙、ずっと仕切ってくれました。
党内ではいろんなことを言う人がいます。
自分のことしか考えない人。
自分勝手なことしか言わない人。
人間の集まりですから、いろんな人がいます。
そんなその時に「こうあらねばならないのだ」そういうことをきちんと言い、自分が悪役になっても、自分がいい思いをしなくても、自民党のために、国のために、「こうあらねばならない」そういうことを常に実行してきた 最も頼りになる副幹事長が石井準一さんでありました。
そして昨年、自民党の総裁選挙ってのがありました。
安倍さんが圧倒的に強い。
だけども、自民党の中で議論がなくてどうする?
石井さんが言ったように野党があの有様であって、だとすれば自民党の中で、安全保障についても、憲法についても、社会保障についても、防衛政策についても、外交についても…。
我自民党は国民政党ですから、いろんな意見があって当たり前だ。日本共産党ではないのだから。いろんな意見があって当たり前だと。
自由民主党党員の皆さん方は、1年に4000円もの党費を払っていただいて党員になっていただいている。
自民党の党員になったからといって、JRに安く乗れるわけでもないし、スーパーで安く買い物ができるわけでもない。
自民党員になってなんか実際に得することなんて何一つない。
だけども、千葉市長の千葉県知事も、市民が選び県民が選ぶ。
しかし日本国総理大臣は国民投票で選ばれるわけではない。
自民党員の皆さん方、大勢来て頂いてると思いますが、4000円もの大金を払っていただいて党員になっていただいている。
自民党の総裁っていうのは、往々にして日本国総理大臣ですから、それを選ぶ権利を党員は持っています。
そこに議論がなくてどうするんですか。
党員の気持ちに、忠実になる自民党でなくてどうする。
総裁選挙はなければならない。
色々辛いこと苦しいことあったと思うけれど、自民党は党員のためのものであり、国民のためのものである。
そうであれば総裁選をきちんとやって、議論を戦わせて、終わった後は一本でやろうと。
そういうことができるのは、石井準一さんをおいて他にない。
本当にお世話になりました。
言うに言われぬお世話になりました。
辛い中、苦しい中、色んな批判がある中で、ずっとお付き合いいただき、参議院議員会館も上から下まで全部回っていただき、本当にこういうありがたい人がいるのだなと。
辛い時、苦しい時に、己の利益ではなく、自民党のため、国のため、次の時代のために、自分がやるべきことは何か。それができる国会議員は、衆議院議員465人、参議院は今度から少し増えて245人、(のなかでも)そんなにたくさんいるわけではありません。
世の中には、良い子・悪い子・普通の子というのがありまして、国会議員にもいなくてはならない人、いてもいなくてもいい人、いない方がいい人、まぁ大体この3種類いるのだか、石井準一さんは千葉のために、自民党のために、日本国のために、次の時代のために絶対にいなくてはならない人だと私は確信をいたしております。
そうであるからこそ、そんじょそこらの票を取って当選したのではダメだと。
圧倒的な千葉県民の皆様方、最近投票率がどんどん下がってる。
半分の人がいかない。投票所に行っても誰に入れるか決めてない。そんな方が大勢いらっしゃいます。
参加しなければ国は変わらない。
「自分一人が行かなくてもどうってことないや」そんなことはありえない。
「誰でもいいや」なんてことは政治の世界においてありえない。
千葉候補者大勢いらっしゃいますが、石井準一でなければならないのだ。
強い力を圧倒的な力を与えていただくことが、石井準一さんのためではなく、千葉のためであり、日本のためであり、次の時代のためである。
お立ちいただいている皆様方に、高いところからお願いをして大変申し訳ないのですが、まだ投票日までに間があります。
もちろん期日前投票で毎日が投票日のようなものだが。
私も国会議員34年目を迎えました。長く国会議員をやっています。
参議院選挙も多く手がけました。今回も自分の選挙区、島根と一緒ですが選対本部長を務めております。
どこでもお願いをしているのですが、どうやったらば“行くか行かないか決めてない” “自分が行ったってどうってことないや”と思ってる、そういう方々が一票入れていただけるかといえば、
知った方からお声がかかれば8割〜9割の確率で票は入るのです。
スマホをお持ちの方、このスマホで、千葉県に限りますよ。石井準一さんは千葉県に限る。
埼玉にかけても東京にかけてもしょうがない。
このスマホでお知り合いの方、18歳から有権者ですからね。
「あそこのお孫さん18じゃないかな」
「あそこの娘さん19じゃないかな」
スマホをお持ちの方は是非スマホで。
そんな洒落たものは持ってないという方はガラケーでもいい。
そんなものも持ってないと言う方はお家の電話で結構です。
なぜ石井か。
日本のため、千葉ため、次の時代のため、自民党のため、なぜ石井かという声を広げていただいて、圧倒的な票で石井準一さんを当選をさせていただきたい。
今、石井さんが言ったように、日本最大の問題は何かと言うと『恐ろしい勢いで人口が減ること』なのですよ。
今、一年に日本の国は 45万人ずつ人口が減っているのです。
去年一年で北海道から沖縄まで、小学校・中学校・高等学校が500なくなったんです。
こんなのはまだ序の口で、これから一年で100万人減る時代に入ってきます。
昭和22年・23年、私は石井さんは昭和32年生まれなんだけど、それより10年ぐらい前、一年に265万人ぐらい生まれた世代の方がいらっしゃいます。
不老不死ではないので、何十年か経つと違う世界に逝かれる時は必ず来る。
一年に100万人減る時代がやってきます。
日本人はこのままいくと、あと80年、西暦2100年になると5200万人に減るのです。
間違いない。今の半分以下です。
それも若い人が少なくて、高齢の方が多い5200万人。
介護どうするんですか?
医療どうするんですか?
年金をどうするんですか?
『報告書』を受け取るとか受け取らないとかいう話じゃなくて、そこに示された現実に対してどのようにして答えを示すのか。
2,000万円貯めてくれって言われたって、貯められない人はいっぱいいますよ。
今でも貯金がゼロの人はいっぱいいるのですよ。
そういう人たちが「2,000万?そりゃ無理だろ」
じゃあきちんと報告書を受け取って、どうしたらば人生90年100年と言われる時代です。
この50年で65歳以上の人は6倍になったのです。
85歳以上の人は6倍になったのです。
100歳以上の人は 429倍になったのです。
人生90年100年時代に、こうしたら安心して老後が暮らせますよ。どんどん消費税を上げるというのではなくて、石井さんがこれも言ったように『どうやって経済を高めていくか』って。
人口が減る中にあって経済力を維持するというのは、そんなに簡単なことではない。
申し訳ないが、『千葉県』っていうのは、赤ちゃんが産まれない県なのですね。
出生率全国第41位。
ビリから数えて6番目。
なんでこんなことになるのか。
男性と女性が結婚をする、人口当たりの数は全国第7位なんです。
(全国的に)結婚する人が減っている中にあって、千葉県は 人口あたり結婚する人の数が全国第7位であるにも関わらず、出生率は何で全国第41位になるのか?
ということを考えてみるとですね、いろんな理由はあるんでしょうけれども、千葉県は『通勤時間』が全国で2番目に長い。98分。
一番長いのは神奈川県。
次に長いのは千葉県。
一番短い宮崎県は49分。
一番長い神奈川県は108分。
その次の千葉県が98分。
道路を良くしなければいかん。
鉄道をもっと便利にしなければならん。
石井さんは道路を整備し、鉄道をもっと便利にし、人々の通勤時間を短くして、千葉県の人がお家に帰る時間は全国で6番目に遅いの。
どうやって早く帰って、きちんと仕事をして、早く帰ってみんなが楽しく一緒に時間を過ごせるか。
そういう事を一つ一つ実現をして、この千葉でも広いですからそれぞれの地域地域にいろんな課題があって…。
県会議員5期はダテじゃない。
千葉ことを一番知り、千葉から新しい日本を創るのだ。
いつの時代も国を支え、歴史を作るのは都ではない。
いつの時代も国を変え、歴史を作るのは、地方なんです。
いつの時代も国を変え、歴史を変えるのは、都の偉いさんではありません。
庶民大衆が…平木大作さんが「大衆の中に生まれ、大衆の中に行き、大衆の中で死んでいく」そういう公明党の考え方をちゃんと着実に実施しているように、
庶民大衆が世の中を変えていくのであります。
じゃあこの稲毛区。
ここでもあと20年経ったらば人口は4%減るんですよ。
この稲毛ですら、千葉市の稲毛ですら、あとたった20年で人口は4%減る。
「まあしょうがないよね」
千葉で一番減るのは栄町なんだけどね、
「あそこに比べれば良いか」
などと言ってはいけません。
人口は4%減るだけだけど、20代30代の若い女性は20%減るんです。
次の時代の子ども達を、産み育ててくれる若い女性が減るっていうことは、次の時代がもっと減っていくということなのです。
この人口減少に歯止めをかけなきゃいかん。
私の鳥取県が1年に4,000人に減っている。昭和21年の人口になりました。
隣の島根県は1年に5,000人減っていて、大正時代の人口になりました。
おととい行った長野県は1年に12,000人減っている。
一週間前に行った兵庫県ですら1年に12,000人減っている。
北海道は1年に32,000人も減るんだよ。
こんなことやってたら日本はなくなる。
人口が減り、高齢化する中にあって、このまま行ったらあと20年で、
介護にかかるお金は2.4倍。
医療にかかるお金は1.7倍。
年金は1.3倍。
「何のために長生きしたんだい」そんな思いを 一人の人にも持たせてはいけない。
みんなに笑顔を与えるのが政治の仕事である。
それが石井準一さんの信条であります。
そして最後に申し上げておきますが、ここの稲毛に世界中から人が来るような、そういう政策を打って行かねばなりません。
さっき申し上げたように、稲毛でも人口増えないんだから。高齢化は進むんだから。経済は維持しなければならんのだから。
だとしたら、世界中から人が来て、世界中からいろんなものが落ちてくる。お金にせよなんにせよ。
そういう経済をどう作るかです。
埋め立ての土地がいっぱいあるけれど、昔は美しい松林がいっぱいあった。
稲毛浅間神社の前は、海だった。
あそこにおいて夜、明かりを灯してエビや魚を捕る。
今でも『夜とぼし祭り』っていうのが11月にありますね。本当に綺麗な祭りなんだそうですよ。あれを見に世界中の人が来ませんか?それを売って行かねばなりません。
この稲毛に、私の友人が経営しているスマートコミュニティっていうのがあるんだけど、どうやって高齢の方が生きがいを持ってこの稲毛で暮らすことができるか。これも稲毛が世界に発信をしていくことなのであります。
美味しい食べ物もこの駅前にはいっぱいあります。
『十八番』っていう焼き鳥屋があって、ここは生つくねの賞味期限が59秒。それだけ新鮮だっていうことだよね。
あるいは『拉麺一’s』というのが美味しいんだそうだ。どこだかは知らないが。
あとは『キッチンボールド』っていうのがあって、今日はピザとパスタが半額だ。
というように、あ、今日じゃないかな水曜日かな。
いろんなことがありましてね、この辺にまだまだもっと魅力のあるお祭り、浅間神社の例大祭・あそこにある伝統芸能、夜とぼし祭り、美味しい食べ物、そして温かな人情、千葉から新しい日本を作ろう。
自由民主党の中で活発に議論が行われて、“みんな何も言わない”みたいでどうする。
闊達に議論が行われて、決まったからには一本でやろうと。そういう自民党をつくっていく。
自由民主党から、新しい日本、自公連立から新しい日本。
その原動力は間違いなく石井準一さんが作って行くのであって、一票でも多くの票を石井準一さんに。
「誰でもいいや」では変わらない。
皆さん方がお声をかけていただくことによって、5票・10票・20票…
圧倒的な支持を、選挙区においては石井準一。
比例区においては我が党の候補者。
そして公明党の次世代のホープ平木だいさく。
皆さん方の圧倒的ご支持ご支援を、心からお願いして石破茂のご挨拶を終わります。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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