小池晃による応援演説(中林よし子/野党統一候補・鳥取&島根選挙区)
年金のためには『打ち出の小槌』はないと言うんです。(※打ち出の小槌:安倍晋三自由民主党総裁が都合の良い財源はないことをしめすためによく使うキーワード、参考:https://enzetsumap.com/hilight/14246)
でも戦闘機爆買いする時は『打ち出の小槌』振ってるじゃないですか。
『打ち出の小槌』の使い分けはもうやめたほうがいい。
やれることに色々あると思いますよ。
年金の保険料だって、年収1,000万円超えると2,000万円でも1億円でも5億円でも10億円でも、同じ保険料しか払ってない。不公平じゃないですか?
これを正せば1兆円単位でお金が出てくる。
200兆円の年金の積立金を株式投資につぎ込むなんてことやめさせましょうよ。
これを年金に使えば、例えば毎年2兆年でも100年もつ。
これこそ「100年安心」ではないでしょうか?皆さん。
それから税金の集め方変えましょう。
大企業にせめて中小企業並みの法人税を払ってもらえば4兆円出て参ります。
株で大儲けをしている富裕層の皆さんに、平等に所得税を払ってもらう。3兆円以上出てきます。
アメリカ軍への思いやり予算4,000億円なんて、きっぱりやめようじゃありませんか。
大企業への思いやり、富裕層への思いやり、アメリカ軍への“OMOIYARI”、行き過ぎた思いやりを止めて、庶民に、高齢者に、子育て世代に、若者に、本物の『思いやり』を実現する。
その仕事を“暮らしのよしこ”にやってもらおうではありませんか。
代替財源がないなんて嘘だと思いますよ。
『F-35』、一機106億円。
トランプ大統領に言われて爆買いをするというんです。
それから『イージスアショア』、飛んでくるミサイルを打ち落とそうと言うんです。
しかしあの防衛省の『報告書』見ましたか?
山の標高を間違えたというじゃありませんか。山の標高もまともに測れない人たちに、飛んでくるミサイルを撃ち落とすのはちょっと無理ではないでしょうか?
日本を守るためでも何でもない。
アメリカのハワイの基地を、グアムの基地を守るために、6,000億円ものお金をかけて、『山口県』に『秋田県』に。
こんなものはきっぱりとやめさせようではありませんか。
税金は大企業のためでも富裕層のためでもトランプ大統領のためでもない。国民のことにのためにこそ使われる。
そういう政治に、ご一緒に変えていこうではありませんか。
※ ※ ※
“農業食わす政治”もとんでもない。
トランプ大統領と約束して「8月になったら良い知らせがある」って言うんですよ。
なんで8月ですか?
この選挙があるからじゃありませんか?
日本の農業を壊してしまうそんなことは許されない。
この島根米もそして仁多米も、しっかり守っていく。
農業を本気で応援する政治を作る。
その仕事に一番ふさわしいのは、国会で農業の問題の論戦の先頭に立ってきた中林よし子さんではないでしょうか?
自民党は中央とのパイプがあると言いますけれども、もう詰まってるんじゃないですか?
中林よし子さんという、すっきり通ったパイプで、島根の思いを国会に届けていただこうとではありませんか。
※ ※ ※
『憲法』も守る選挙にいたしましょう。
安倍さんは言うんです「憲法は国の“理想”を語るもの」。
違います。
憲法は安倍さんのような人が、勝手なことをしないように手足を縛るためにあるんじゃないですか?(※立憲主義のこと)
安倍さんは改憲論議は国会議員の責任だともおっしゃいます。
これも違います。
憲法を守るのが国会議員の責任ではありませんか?
安倍さんは改憲論議に、国民の理解を深めたいとおっしゃいます。
あなたに言われたくはありません。
日本で憲法を最も理解していないのが安倍晋三さんではないでしょうか?
どんな世論調査をやっても、安倍政権に望むものは何かと聞くと、いつも一番最後の方になって出てくるのが『憲法改正』です。
国民の多数が望んでもいない時に、憲法によって縛られている首相が、その自らへの縛りを緩めるための改憲の旗を振る。
こんなひどい『立憲主義』の否定はありません。
安倍さんは「今度の選挙は、憲法を議論する政党を選んでほしい」などと言っていますが、ちょっと待ってほしい。
まずその前に安倍さんは、憲法を守ってほしい。
そして憲法を実現して欲しい。
それができないというのであれば、辞めていただこうではありませんか。
その皆さんの、「絶対憲法9条は守る」その願いを、戦争で、それが理由で2歳の時にお父さんを亡くされた、そして広島で生まれ育ち学んだ中林よし子さんに、絶対に戦争する国にはしない、その皆さんの願いを党派を超えてどうかお広げください。よろしくお願い申し上げます。
※ ※ ※
『原発』もやめましょう。
県庁所在地のすぐそばに原発なんて、ありえないじゃありませんか。
しかも原発というのは、輸出も失敗した。
国内の再稼働にも、“補助金”がないとやれないと言い出した。
ビジネスとしても、もはや成り立たないのが原発ではないでしょうか?
原発は“安全だ”というのも嘘でした。
原発は“安くつく”というのも嘘でした。
ならば再稼働などあり得ません
島根原発は廃炉にする。
その皆さんの願いをどうかを寄せください。よろしくお願いを申し上げます。
※ ※ ※
新しい政治をどう作るか?
希望は市民と野党の共闘にあります。
全国32の一人区、ここ島根・鳥取も含めて、野党の候補者『一本化』をいたしました。
すべてで勝とうではありませんか。
市民連合の皆さんと13項目の『共通政策』も確認をいたしました。
安倍さんはどうもこの野党共闘が怖くてしょうがないみたいで、“バラバラ”だ、“バラバラ”だと攻撃ばっかりしています。
ご心配はありません。
13項目の共通政策を確認し、ここ島根鳥取では“住民目線の会”の皆さんと、農業の問題や地方財政の問題でさらに2項目追加して、ゆたかな旗印が、安倍政権を倒すだけではない、新しい政治を作っていく旗印がしっかりと立っているではありませんか。
安倍さんはどうも、この野党共闘成功すると、自民党が少数になっちゃうと心配してるようなんです。ならばその心配を現実のものにして差し上げようではありませんか。
そのためにも、この島根・鳥取選挙区、中林よし子さんを、みんなの力で勝たせていこうではございませんか。
中林さんは29歳で国政選挙に初挑戦をし、33歳で衆議院議員となり、4期・9年、「国の公共事業は止めるとことができない」と言われていたのに『中海・宍道湖(なかうみ・しんじこ)干拓事業』を、淡水化事業をストップさせると、そういう仕事をやった方であります。
『農業』と『食の安全』をライフワークにして、減反を強制しながら『ミニマムアクセス米』の輸入を続ける、「ミニマムアクセス米の全量輸入なんていうのはWTO協定の一体どこに書いてあるのか?」と追及して、国際的な“義務ではない”ということを農水大臣に認めさせました。
BSEの問題でも、WHO が肉骨粉(にくこっぷん)を牛に食べさせてはいけないと勧告を出していたにもかかわらず、それを無視してきた。この問題を追及してあの小泉純一郎さんに「政府が責任を感じてしっかり対応しなければいけない」と答弁をさせた。
抜群の論戦力を持っているのが中林よし子さんであります。
体力も気力も十分。
すぐに国会に行って、抜群の論戦力を発揮してくれることは間違いありません。
どうか皆さん、この鳥取・島根選挙区で、我らが中林よし子、中林よし子、暮らしのよしこさん。もう一度国政の場で頑張っていただくために、どうかを押し上げてくださいますよう、心から訴えます。よろしくお願い申し上げます。
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