原田ケンスケ(立憲民主党・岡山選挙区)7月10日の演説内容 @倉敷駅南口
私は今年の1月、この岡山・倉敷に戻ってきまして。
選挙に向かうそれまでの10年間、全国で若い人の政治参加、10代20代の声を政治に届ける、あるいは子育て世代の皆さんの声を政治に届ける、そんな活動をやってまいりました。
6年前に『ネット選挙』を解禁することができました。
そして3年前には『選挙権年齢を18歳に引き下げる』ことができた。
3年前、高校生の投票率、80%を超えたんです。
こんな嬉しい変化があった。
若い世代が政治に向き合い始めた。社会に向き始めた。
喜んだんですが…、この3年間、政治が変わらない。
先ほど須藤さんもおっしゃっていました政権運営。
あまりにも不誠実な政治の運営、国会の運営。
せっかく政治に関心を持った高校生に対して、私は胸を張って「国会見て」と言えないんですよ。
そして令和の新しい時代になった。
でもこの平成の30年間を振り返った時に、『格差』がどんどん広がり、そしてこのアベノミクスの7年間を見ただけでも、安倍さんは“好景気”だと言い張るんですが、皆さんどうですか?
物価は確かに6%上がりました。
私たちがスーパーで払うお金は6%増えました。上がったんです。
でも実質賃金は4%も下がり、そしてまさにあの年金2000万円の話のように、皆さんの老後の不安がどんどんどんどん増していく。
私はこんな状況は全く好景気だということはできない。
我々の政治がしっかり見なきゃいけないと私が思ってるのは、皆さん“一人一人の生活”なんだ。
皆さん一人一人が住んでいる地域なんです。
何か統計の“大きな数字”だけ見て、“都合のよい数字”だけを見て『好景気』だと言い張るそんな政治を、私はこれ以上続けて行きたくないです。
その強い思いを持っております。
そんな中でこの秋からやろうとしている消費税の10%の増税。
私は違うんだと思います。
確かに私も次の世代を見据えた時、今国の負債が“1000兆円”という大きな大きな国の借金。
これをどうしていくか、そこはしっかりと向き合わなければいけない。
でもなんで消費税なんだ?と。
普通の人にほど負担の大きい『消費税』からではなくて 、今企業が…本当に大きな企業、多くの利益をあげてると言ってるんです。
そして株の取引なんて多くの儲けを出してる人もいるんです。
税金の在り方というのは、格差を広げないために『再分配』という言葉があるんです。
格差を広げてしまうきっかけになる消費税の増税からではなくて、もっと他に上げるべき税金がある。
格差を広げないためのそのような税金のあり方を、私原田ケンスケは取り戻していきたい。
それを訴えさせて頂いております。
※ ※ ※
そしてもう一点、皆様の“リーフレット”に大きく書かせて頂いております。
そして街の中のポスターにも書いているのは『子育て・教育最優先』、そのことを訴えさせて頂いております。
世の中には多くの多くの課題がある。
今お伝えした年金の話どうするんだ?
働き方の話どうするんだ?
環境問題、須藤さんがおっしゃっていた『食の安全』。
いろんな向き合わなければならないことがある。
憲法をどうするんだ?
平和どうするんだ?
いろんな政治がやらなければいけないことがある中で、私はあえて『子育て・教育』と書かせていただきます。
次の世代の育ちをしっかりと支援しなければならない。
その政治本来のあり方を取り戻していく。
そして当然、やっぱり悔しいのは、今私33歳ですが同世代の子育て世代や若い世代が、もう「政治のことを信頼してない」、政治に何か託して社会の未来・その家庭の未来を変えるっていうこと、もう「諦めちゃってる」ことを、私は何とか変えていかなきゃいけないと。
『子育て・教育最優先』と書く。そのポスターに私は込めた想い。
その想いを見て、改めて政治に、「子育て・教育、次の世代を支援するということを託してみようか」、「一緒に考えてみようか」。
そんな若い世代と一緒に、今日いらっしゃってる年配の世代も一緒に、そんな多くの皆さんの世代と共に政治がこれからの未来を作っていく、そんな民主主義本来のあり方を取り戻していく。
そんなチャレンジな選挙、私はこの倉敷から、この岡山から皆さんと一緒に作っていきたい。
そのようなことを考えております
ぜひとも私原田ケンスケ、原田ケンスケ33歳。
皆様の一票を託してください。
そして全国比例・須藤元気さん。
我々2人、一緒になって 国会の中で働かせてください。
どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。
(13:27)
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