白沢みき(立憲民主党・比例代表)7月13日 @荻窪駅前
今回立憲民主党もLGBTの方、そして障害のある方、様々な多様性の候補が立候補をしております。私は1人であることは多様性だとは思いたくありません。なぜならこの日本にはたくさんの単身世帯や一人暮らしがいて、それをもって多様性ではない、ごくごく普通の日常の1部であると私は確信しているからです。
だから今回テーマは「堂々。一人家族。」と掲げました。
この「堂々。一人家族。」の理由をお伝えしますと、私の話をするならばお恥ずかしながら、52歳独身、結婚したことありません。子供を産んだこともありません。これまで何度も何度も、結婚して一人前、子供を産んで一人前、何度言われたことか。その都度へらへら笑ってきました。
私は仕事のキャリアを中断させたくなく、結婚もせず姓名を変えたくないために、ずっと独身でやってきました。誇りを持って独身として生きてきたんです。
にもかかわらずなんですか。結婚して一人前、子供は2人産んで一人前、というのが標準家族だなんて、そんなことが当たり前の世の中に本当にこれから令和の時代をしてしまっていいのでしょうか。
今はこの荻窪駅前を歩いている若い方も、当たり前のように結婚を押し付けられたらどうしますか。子供が2人以上産めと言われたらどうしますか。産めなくて、産めなくてごめんなさいという気持ちで生きている女性がどれだけいると思うんですか。
標準家族なんて考え方はどうかやめましょう。私たちは新しい時代を生きていくんです。
年金問題もそうです。今回2千万円がなくては安心した老後が暮らせないと言われています。そのベースでさえ、夫婦+子供2人がベースになった計算です。
私たちシングル単身世帯は、時々どうしようもなくこの国のシステムが不安になって、時折涙を流したりしてます。
でも弱気なこの思いを誰にも言えずにずっと胸の中に抱えて生きてきたんです。
なぜなら子供を産んでなくてすみません、少子高齢化って言われるたびに心の中で思ってきました。
でももうそんなことはやめましょう。私たちも、皆さんも、子供を産んだ方も、結婚した方も、いずれは1人になるんです。
だから私たちは個人個人をベースにした国の新しいシステムを作っていかなければいけないんです。
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