おしどりマコ(立憲民主党・比例代表)7月18日の演説内容
宮城県の仙台の空間線量も自分の線量計を持ってあちこち測ってみました。
けど公表されている宮城県の空間線量よりずっと低かったので、それはどういうことだろうかとずっと取材を続けていました。
文科省が47都道府県の空間線量を公表しているのですが、その数字より実際に測った値の方がずっと高いのです。
どういう状況なのか、ということで、どこで47都道府県の空間線量の測定位置が、どこで測っているのかというのを文科省に聞き続け、それを公表してもらいました。
宮城県が2011年4月公表していた空間線量の値は、地上80メートルで測定していました。驚きました。地上1.5メートルと地上80メートルの値はとても違うからです。
おしどりマコと申します。おしどりマコです。芸人ですが原発事故の取材を8年続け、今年全国比例で選挙に挑戦しています。おしどりマコです。
なぜ地上80メートルで測定しているのか、宮城県庁に取材をしました。
当時、まあ今もなんですけど、文科省が指示している47都道府県の空間線量を測定する位置、それは下限だけ決まっていて上限は決まっていなかったんです。
下限地上15メートル以上のところで測定すること、それだけ決まっていました。何故かというと、何を測定するかというとフォールアウト、大気から降ってくる放射性物質の量を測るためで、チェルノブイリの原発事故や核実験などを評価するために地上15メートル以上で測るようにという下限の決まりだけあったのです。
上限は高いところではいくらまでという上限はありませんでした。なので、原発事故の後、地上80メートルで測ってもも問題ないと。それまで宮城県庁は地上15メートルのところで測定をされていたのですが原発事故の後、便利なように、と県庁のところに測定場所を移し、地上80メートルに原発事故の後測定位置が動いたのです。
そして地上1.5メートルの値と全然違う値が宮城県の空間線量の値として公表されていました。
情報が私たちのところにあって、自分で考えることができて判断する、それはとても重要なことですが、公表されている情報がもとがどういうものなのか、誰がどこで調べて測定したものなのか、それもとても重要なもので、きちんと全てが明らかになっていることがものを考えるときに大切なんだと思います。
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