玉木雄一郎(国民民主党・香川2区)2021年10月21日の演説内容
(18:25〜)
私たち国民民主党は昨年来、様々な積極的な提案をしてまいりました。
皆さんのお手元にも配られたと思います、10倍の定額給付金。
あれは3月9日、私が初めて国会に提案しました。
党としては3月18日に一番最初にこれ必要だとまとめて、国会でもを提案しました。
最初野党からも反対されました。
ほかの野党からも。立憲民主党さんからも反対されました。
当然公明党や自民党からも反対された。
ただその後感染が全国に広がり、緊急自体宣言も全国に発令されましたね。
そんな中で多くの人が生活に困り、期待していた収入がなくなる中で、この一律定額給付金は最終的には政府の政策として採用されました。
また私たちは孤独政策、「孤独担当大臣」を作るべきだということを2019年から提案をしていました。
最初「孤独担当大臣を作ったらどう?」って言ったら「玉木さんが孤独なんじゃないの」そんなことさえ言われました。
ただ、あの10年前のリーマンショックの時、自ら命を絶つ人が増えました。
ただあの時は、働き盛りの男性の自殺者が急増したんです。
今回は違います。女性です。
しかも30代以下の若い女性の自殺者数が急増したのが今回のコロナ禍の最大の特徴です。
なぜか?
飲食店閉めなさい。国も県もお願いしましたね。
飲食店で働いている方には非正規のパートアルバイトの女性が多いんです。
そして学校休業、学校も閉じましたね。
そうすると小学校の低学年などでは、学童もないということになると、会社に行くの、働きに行くのをやめて子どものことを家で見なければならない。そういうお母さんお父さんも増えました。
当然その間収入が入ってきません。
シングルマザーの方からもたくさんご相談をいただきました。
ただ相談できる人はまだいいです。
一人で悩んで、相談もできずに、残念ながらその中で自ら命を絶った方もいらっしゃいました。
そんな中で孤独に寄り添うこと。
孤独ということが実は社会の大きな問題であって、省庁縦割りを超えて国が責任を持ってやるべき政策なんだ。
そのための担当大臣を設置してくれ。
一番最初に、いや、今なお唯一言っているのがと国民民主党だけです。
そしてこの2月、ついに日本でも孤独担当大臣が新設されました。
幸いにも岸田内閣に変わっても、この孤独担当大臣は今なお続いています。
あの孤独大臣を設置する時の閣議決定の30分前、当時の加藤官房長官から私のところに連絡がありまして、
「玉木さん、国民民主党が言っていた孤独担当大臣、政府の中でよく検証した結果、やっぱり必要だということで設置することにしましたから」
わざわざ閣議決定の前にご連絡を頂きました。
私たち国民民主党はこのように先手先手で問題を捉えて具体的な政策提案をし、そしてそれを実現につなげてまいりました。
しかし同時に悔しさも感じた1年半でした。
なぜなら私たちの提案したことは必ず実現します。半年後、1年後。
ただ私たちもっと力があれば、もっとに議席数があれば、もっと影響力があれば、1年かかったことを半年で半年かかったことを3カ月で3ヶ月かかったことを1か月で、1か月かかったことを1週間で実現できたかもしれない。
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